未病は、からだの中から出てくるサイン

 からだが、健康とは言えない状態に、向かってしまう前に…。

 自分で出来る備えと対処、大切だと思われませんか?。

 備えと対処、どんな方法があるのでしょう?

 仕事に、子育てに、家事に、お付き合いや介護など。

 気づけば、多忙な毎日で、からだをつい酷使しがちではありませんか?

 からだのこと、つい後回しになっていませんか?

  

 わたしたちはいつの間にか、今のからだに慣れてしまう傾向があります。不調があっても、これを普通だととらえれば、不調の種はますます大きくなるばかりです。

 

 いったん、この不調がどんどんと続いてしまうと、取り返しのつかないことにもなりかねません。

 今、健康だと自信をもって、言えるでしょうか?

 病院の検査だけで、健康と思い込んではいないでしょうか? 

 病院の検査で、異常なしと言われても、未病(みびょう)という状態があるのをご存知ですか?

  中医学の見方で、健康とはどんな状態なのかを、ここでは詳しくご紹介します。

 


現代の医学で見る健康とは、検査結果が、異常なしの状態、つまり、数値が正常範囲内であることが条件です。

では、中医学(中国の伝統医学、漢方の元)では、健康とは、いったい何を基準に言うのでしょうか?

中医学でみる健康の指標って?


 今あなたのからだが健康かどうかを判断するには、3つの大事な要素があります。

 

 病院の検査結果とは別に、下記を意識するとさらに、未病を予防出来ます。



1⃣陰と陽のバランス


 からだの血と水(津液)は、主に、潤し冷やすはたらきがあるため、に属し、からだの気は、動かす、からだを温めるはたらきがあるために属します。

 からだの陰と陽のバランスが崩れると、未病の状態(不調)になると考えられています。 

からだの陰と陽


五臓(肝・心・脾・肺・腎)

胸腹(日が当たらない部分)

下半身(からだの下部分)

六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱

背中(日が当たる部分)

上半身

2⃣気血水(津液)の状態


 からだの気(エネルギー)と血、水(からだの正常な水分)。

 からだを構成している、3つの成分の気、血、水の量が十分にない場合、またそれぞれが、からだの中をを巡っていない場合、未病の状態(不調)になると考えられています。

気血水は何から出来る?


 気も血も水も、すべて食べものから出来た水穀精微(すいこくせいび)という、胃腸で出来た清らかなものや、空気(清気)から作られると考えられています。

 だから食べものが、とても大事なのです。

 

 

3⃣五臓のバランス


 気、血、水(からだの正常な水分)のはたらきと、五臓六腑は相互に深く関係しあっています。

 五臓六腑(肝・心・脾・肺・腎など)は、気、血、水の不足や停滞によって、はたらきが落ち、結果未病の状態(不調)になると考えられています。

五臓六腑って何?


 五臓六腑は、肝臓、心臓などというように、現代の医学の臓器と名前は似てはいますが、同じはたらきや概念ではありません。

 むしろ肝・心・脾などの五臓の臓腑の名前は、機能を表していると言えます。

 特に五臓は、気や血、水(津液)を作ったり、貯蔵します。 



健康なからだが、未病、病気へと変化していく流れ

陰陽バランス、気血水チェック、五臓バランス…。不調をチェックする方法、いろいろあるのね~。

まずは、健康からいきなり、病気になるのではない、ということを覚えてくださいね。


 検査結果では異常がない。

 不定愁訴や体調不良もなく、からだもこころも元気な状態。

 気や血、水の不足も巡りの悪さもない良い状態。

 検査結果では異常がない。だが、体調不良や不定愁訴(めまい、頭痛など)が出ている状態で、気や血、水の不足や巡りの悪さなどの不調がある。

 食材のみを用いて薬膳料理を作り、からだの強壮、老化予防、美肌、ダイエットを目的とする。(食養ともいう)

上記の図に関しては、「東洋医学のすべてが分かる本」 平馬直樹監修 ナツメ社を参考にさせていただいております。

 検査結果では、異常ではないが、要注意の状態。体調不良や不定愁訴も出て、不調を感じることが多い。

 気や血、水の不足や巡りの悪さなどの不調や、五臓六腑にもさまざまな不調が出ている状態。

 食材のみを用いて、薬膳料理を作り、改善する。(食療ともいう)

 

 検査結果に異常が出ている状態で、生活習慣病や、高血圧、女性特有の病気など、病名がつく段階。

 食材に中薬(生薬)を加えて作る薬膳料理で改善していく。


 

 女性は、28歳までは、からだが成長し、強壮となっていきます。

 しかし、この年齢を超えると、徐々にからだは老化して虚弱になって、老化していきます。

 このために、低下した機能を補うことが必要なのです。【中医薬膳学 東洋学術出版社 辰巳洋著参考】

 補う具体的な方法は、食べものです。 

 もし、毎日の中で、不定愁訴や体調のお悩みが出てきたら、誰にでも出来る、【備え】【対処】を始めましょう。

 あなたのお体に、未病がないかどうか、気血水チェックで調べてみましょう。

 時間は数分です。

 未病が見つかったら、まずは、未病を食べもので、改善しましょう。これが備えで、将来の病気への対処となります。